2023/3/28の日記
努力が伝わるのは嬉しい
創作物への感想をもらうことがある。
自分は「感想はもらえるだけで嬉しい」派なので長さは問わずにもらった時点でありがたく噛み締め、踊っている。
先日に引き続き、今日もありがたいことに感想をいただけた。
というのも、「二次創作同人誌は基本赤字」はいうまでもなく常識だが、今回の新刊は特にやばかったから良いものができているか不安だったのだ。
自分の書きたい!を優先した結果数の捌けないニッチ性癖モノかつ装丁もめちゃくちゃこだわったので、かなりぶっちゃけた話をすると現時点での回収率は印刷費用の1/10にも達していない。まあ今までで回収できたことなんてもちろんないが。
だが、いただいた感想で中身も装丁もこだわったところをピンポイントで褒めていただいており、「そうなんだよ!自分はこれをやりたかったんですよねえ!」みたいに感激しながら1行ずつ読んだ。嬉しい〜〜〜!!!!!!!!
踊った。
比喩じゃなく踊った。
よく子どもへの声かけで「上手だね」と褒めるより「〇〇が良いね(絵だったら「色がカラフルで良いね」「魚をよく見て描いていてすごいね」「ピンクのキリンも素敵だね」など)」と具体的に褒めた方がいいと聞く。
その辺が体感的にわかった。
自分の頑張りポイントが伝わった時、嬉しさが増幅するんだと思う。
好きな作家に感想送るのが苦手な方がこれを読んでいたら、「どこがよかったか」を一点でも具体的に挙げてみるといいかもしれない。当たっていればお互い嬉しいし、当たってなくても作家自身が気づいていない魅力を伝えられるかもしれない。
Twitterで定期的に炎上してる感想に文句つける作家はほんの一握りだ。基本的に感想に飢えている。字書きはとくに。
恐れないでほしい。
主語がデカくなってしまった。申し訳ない。
とりあえず今日はひとしきり踊ったあと感想に返信し、自分も好きな作家に感想を送ろうと思う。