慢性的ドラマチック欠乏症

そのロマンスで救える命がある

馬鹿でも広がる世界がある

2023/9/17の日記

この世に見切りをつけるのはまだ早いかもしれない

麻雀を始めた。3日前のことである。

麻雀に限らず、今までボードゲーム、とりわけ手札を読み合う類の遊びが苦手すぎてずっと観戦を決め込んで避けていた。

第一にルールが覚えられない。旅行先での大富豪は大体後ろにルールを覚えている友人をつけていた。それが私のハンデとして許されるくらいには1人だと何もできなかった。

第二に読み合いができない。今〇〇のカードが捨てられたから場に〇〇はあと何枚で…とかこいつの今の発言はブラフで…みたいなやつが全然わからない。賭ケグルイなどの読み合い騙し合いが気持ちいいアニメ作品は、基本的に雰囲気だけで楽しんでいた。全然わかんねーから。

こういった理由で麻雀もルールがわからないという理由でずっと避けてきたわけだが、最近周りに麻雀をやっている人が多くなり、「これルールわかったらおもろいんだろうな〜」なネタが増えてきたから自分もやってみることにした。とりあえずよく見る麻雀アプリを入れた。

初めはボロカスに負けまくった。最下位表示ばかり見た。麻雀はクソ負けると得点がマイナスになることを知った。

そんな中で麻雀ができるフォロワーに頼み込み、オンラインで稽古をつけてもらった。というか基本的なルールを教えてもらった。チュートリアルに書いてなかったよそんなの!!!とたびたび悲鳴を上げながらなんとなく自分が場でやるべきことを理解した。

そして今日。

なんか(自分史上)すげえ点でた!

そんで初めての1位!やったーーーー!!!!

ルールがわかってからの麻雀、おもしれえ…

なんもわからずやってた時は本当に虚無だったが、概要を掴んでからは「手元に来てほしい牌」とか「今出さない方がいい牌」とかが少しわかるようになった。負けても理由がわかるようになった。それのなんと心地よいことか。

この感覚、なんか学生時代を思い出す。返却されたテストの復習をしてる時のあの感じ。思い返すと自分はあの時間が結構好きだった。あー!そういうことか!の瞬間。あれだ。

人生、まだ知らん楽しさたくさんある〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

今まで結構なものを「自分には無理だから」で触れずに切り捨ててきたが、この世はこんなもんだと見切りをつけるのはもう少し先でもいいかもしれない。