慢性的ドラマチック欠乏症

そのロマンスで救える命がある

新宿は豪雨まで行かないけどそこそこの雨

2023/4/15の日記

肉に釣られた

実家は関東某県なのだが、東京に用事のあった妹とそれに付き添う形で母が東京に来ていた。

最近全然帰省できていなかったこともあり、昼食に顔を出すよう誘われた。

正直あまり乗り気ではなかった。雨だし、体調は芳しくないし、なにより原稿をやりたかった。

だが良い肉を奢ると言われた。私は跳ね起きて東京駅へむかった。

新宿は嫌だ

東京駅の自分1人では行かない価格帯のレストランで肉を食らった。ありがたい。

ここ最近は節約のため米と、卵と、小分け冷凍した鶏肉と野菜を炒めたものを食べることが多かった。ほぼ食事が固定化していた。

そんな中に肉汁したたるステーキだ。

凄まじい…

ありがたくご馳走になった。今日はこれ一食で十分、というボリュームだった。

だが自分が召喚されたのは飯を奢るためだけではなかった。

「妹の用事は新宿であるので、新宿駅を案内してほしい」

母にそう言われ、絶望した。

上京してそこそこ経つが、いまだに新宿駅が苦手だ。

まだ田舎のピチピチJKの頃、好きなバンドのファンオフ会が新宿で、盛大に迷い改札から出られず半泣きでDMした頃から何も変わっていない。

本当に新宿駅がずっとわからない。

自分がわかろうとしても新宿駅側が形を変えてくる。

歩み寄る側から離れていく。そういう駅である。

 

本当に疲れた。

たまたま妹の用事がある付近が学生時代自分が短期バイトで通っていた場所の近くだったため案内自体は滞りなくできたのだが、雨のなか休日の新宿をGoogle マップ片手に歩き回るのは骨が折れた。

しばらく新宿とはまた距離を置きたい。